平成24年度 復興応援バス(6月29日~7月1日)のご協力お礼と報告

 本会では平成23年、被災地への取り組みとして職員派遣やボランティアバス運行などの被災地支援活動を行ってきました。
震災から一年が経過し、被災地では復興の兆しが少しずつ見えてきているものの、まだまだ現地ではボランティアニーズが多くあり、今後も継続的な支援活動が必要です。
そこで本会では、市内在住、在勤、在学の方を対象に復興応援バスを運行することとなりました。
 今回は宮城県七ヶ浜市にて農地復活大作戦という、田畑へ流されて混じりこんでしまった様々なガレキを取り除く活動を行いました。ぬいぐるみやビデオテープ・鍋など「ガレキ」と呼ぶにはあまりにも元の持ち主の生活を考えてしまうものばかりで、改めて被害の大きさそしてまだまだボランティアの「人の力」の必要性を感じました。
また、現地災害ボランティアセンターのスタッフからの体験談や、活動リーダーからの現在に至るまでのお話を聞き、被災当時、誰もが被害を受け大変な中お互いを思いあう心、そして人と人とのつながりが広がっていき生み出す力の大きさを学びました。

参加したボランティアからは

「自分のできることを見つけて取り組んでいきたい」
「たった1回の活動だが、今回の場所のことは今後も気にかけていきたいと思った。これが「忘れない」ということではないか。」

など、今回の活動をテレビの出来事ではなく、それぞれの思いで受け止められたお声をいただきました。

富田林市社協は今後も災害ボランティアへ向けた研修・訓練を通して、災害時への取り組みを進めていきたいと考えております。
皆様のご協力をお願いいたします。